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常に外気に触れている網戸は、意外と汚れやすい部分です。家の中にいると窓ガラス越しにしか見えないため、汚れているのかがわからず、あまり掃除をしない方も多いのではないでしょうか。
今回は、簡単に網戸を掃除する方法をご紹介します。網戸の掃除には、特殊なアイテムは必要ありません。多くの家庭にある基本的な掃除道具だけで簡単にきれいになります。また、掃除の頻度も軽い掃除なら週1~月1回程度、念入りな掃除は半年に1回程度で十分です。
さらに、網戸掃除に便利なアイテムや、効率よく汚れを落とすアイデアもお伝えするので、ぜひ取り入れてきれいな網戸を維持してください。
網戸はあまり汚れが目立たないため、掃除を忘れがちな部分です。定期的に窓拭きはおこなっていても、網戸の掃除は大掃除の時期しかしない方や、一度も掃除をしたことがない方もいるのではないでしょうか。
実は、掃除をしていない網戸はかなり汚れています。しかも、網戸の汚れをそのままにしていると、さまざまなトラブルにつながるおそれがあります。
しかし、掃除をしていない網戸をよく見ると、実際にはかなり黒く汚れていることも少なくありません。また、網戸につく汚れは粒子の細かいものが多い点も、汚れに気がつきにくい理由です。春先は黄砂や花粉、秋から冬にかけては乾燥でホコリが舞うため、網戸は年間を通して汚れがつきます。
さらに、網戸が汚れていると、カーテンにも汚れが付着してしまいます。
窓を開けて新鮮な空気を室内にいれようと思っても、肝心の網戸が汚れていては意味がありません。単純な網戸本体の見た目の問題だけではなく、網戸の汚れはさまざまな影響を及ぼします。
網戸の外側が汚れる主な原因は、土ボコリや花粉、自動車の排気ガス、小さな虫の死骸です。一方で内側は、室内のホコリや料理の際に発生する油汚れ・煙などが汚れの原因となります。
ホコリが付着したまま風雨にさらされたうえ、太陽で焼き付くと頑固な汚れになってしまうため、定期的な掃除が欠かせません。
「網戸掃除は外すのが面倒」と思っている方もいるでしょう。しかし、実は基本的な掃除であれば、網戸を外す必要はありません。こまめに掃除をしていれば、掃除自体も簡単です。
網戸掃除の基本的な手順をご紹介します。網戸の汚れが気になっている方は、ぜひ試してみてください。
ブラシを使用する際は、カー用品店などで購入できる洗車ブラシがおすすめです。きちんと網戸の目に毛が入り込まなければホコリが取れないので、毛が太すぎないものを選んでください。また、掃除機を使用する場合は、反対側に新聞紙などの紙を貼り付けてからゴミを吸い取ると効果的です。
ブラシを使って、フレームやレールにたまった汚れをかき出していきます。網戸掃除に水を使用する場合は、水をかける前にフレームやレールの乾いた汚れを掃除しておきましょう。乾いたホコリを水に濡らしてしまうと、かえって汚れを広げてしまったり、取りにくくなってしまうこともあります。
拭き取る場合は、基本的に下から上へ向かっておこないましょう。
なお、スポンジはお風呂掃除などで使用する大きめのものがおすすめです。汚れがあまりひどくない場合は、水通しだけでもかなりきれいになります。
最後は、雑巾で水拭きすれば終了です。
網戸をこまめに掃除していない場合、基本的な掃除方法では取れない頑固な汚れが付着しているかもしれません。しかし、ほとんどの汚れは工夫すればしっかりと落とすことが可能です。
網戸の頑固な汚れを落とす方法をいくつかご紹介します。日常の網戸掃除を簡単に済ませるためにも、一度徹底的に汚れを落としておいてくださいね。
洗剤を使用する際は、下から上へとスポンジを動かしていくことがポイントです。下から上へ掃除することで、水の垂れ染みがついてしまうトラブルを防げます。
洗剤で掃除したあとは、網戸に洗剤が残らないようにしっかりと拭き取ることが大切です。洗剤が残ると、汚れが付着する原因にもなってしまいます。水拭き雑巾で洗剤を拭き取りましょう。
重曹は水に溶かして霧吹きで掃除をしたい網戸全体に吹きかけます。足元がぬれてしまう可能性があるので、窓の近くに新聞紙などを敷いておきましょう。重曹水の割合は、水100ccに対して重曹小さじ1杯ほどです。10分ほど放置して汚れと重曹をなじませてから、メラミンスポンジで汚れをこすって落とします。
さらに頑固な汚れの場合は、網戸の外側から重曹水でぬらした雑巾を当て、重曹水を十分になじませて再度10分ほど浸透させましょう。メラミンスポンジで汚れを落とせば完了です。
網戸は少し持ち上げてずらせば外せるものがほとんどですが、つまみやネジで固定されている場合もあります。外し方がわからないときは無理に外そうとせず、取扱説明書を確認してください。
外した網戸はベランダや庭、風呂場などでたっぷりと水をかけながら、洗剤や重曹を使用して洗いましょう。
ちょっとした工夫によって、さらに網戸はきれいになります。家庭にある基本的な掃除道具でも網戸掃除は可能ですが、より手軽できれいになる方法を知っておくと便利です。
網戸掃除の効率がアップする道具やアイデアをご紹介します。
簡単な掃除で済ませるのであれば、フロアワイパーの活用がおすすめです。フロアワイパーのウエットシートなら、ホコリが飛び散ることなく軽い汚れをサッと拭き取れます。柄を伸ばせば、高くて手が届きにくい部分の掃除も簡単です。
ウエットシートは、厚手で凹凸があるものだとより効果があります。下から上に網戸を拭いていきましょう。また、汚れの少ない内側から拭き始めることで、効率的に掃除をすすめられます。
網戸を縦方向に拭き終わったら、今度は横方向です。縦横に網戸を拭くことで、落ちにくい汚れもしっかりとキャッチします。内側がきれいになったら、外側の掃除も同様におこないましょう。
ストッキングの足の部分をハサミで切った中に靴下をいれ、団子状に丸めて使用します。掃除が終わったらそのまま捨てられる点も、ストッキングと靴下を使用するメリットです。
水蒸気で浮いた汚れを、乾いた雑巾で拭き取っていきましょう。ハンディタイプのスチームクリーナーであれば、持ち運びしやすく掃除も簡単です。
ただし、スチームクリーナーの高温で網戸が溶けてしまうおそれもあります。掃除の際は、スチームを長時間1箇所に集中させないよう注意してください。また、窓ガラスが高温、高圧によって割れるおそれもあるので、網戸を外して作業しましょう。
基本的な網戸掃除であれば、それほど手間はかかりません。室内を掃除するついでに、網戸掃除も済ませてしまいましょう。こまめに網戸を掃除して、快適な住環境を維持してください。
今回は、簡単に網戸を掃除する方法をご紹介します。網戸の掃除には、特殊なアイテムは必要ありません。多くの家庭にある基本的な掃除道具だけで簡単にきれいになります。また、掃除の頻度も軽い掃除なら週1~月1回程度、念入りな掃除は半年に1回程度で十分です。
さらに、網戸掃除に便利なアイテムや、効率よく汚れを落とすアイデアもお伝えするので、ぜひ取り入れてきれいな網戸を維持してください。
掃除をしていない網戸は実は汚れている
網戸はあまり汚れが目立たないため、掃除を忘れがちな部分です。定期的に窓拭きはおこなっていても、網戸の掃除は大掃除の時期しかしない方や、一度も掃除をしたことがない方もいるのではないでしょうか。
実は、掃除をしていない網戸はかなり汚れています。しかも、網戸の汚れをそのままにしていると、さまざまなトラブルにつながるおそれがあります。
気がつきにくい網戸の汚れ
網戸の汚れは細かい網目に付着するため、窓ガラスの汚れと比べて目立ちにくいうえ、ガラス越しで見ると汚れに気づかないことも多いでしょう。しかし、掃除をしていない網戸をよく見ると、実際にはかなり黒く汚れていることも少なくありません。また、網戸につく汚れは粒子の細かいものが多い点も、汚れに気がつきにくい理由です。春先は黄砂や花粉、秋から冬にかけては乾燥でホコリが舞うため、網戸は年間を通して汚れがつきます。
網戸が汚れているとデメリットがたくさんある
網戸が汚れていると、実はデメリットが想像以上にたくさんあります。まず、網目にホコリが詰まることで風通しが悪くなる点は、網戸本来の通気性をそこなう大きなデメリットです。また、網戸にホコリがついたまま雨や結露が付着すると、雑菌やカビが繁殖してしまうおそれもあります。雑菌やカビが風を通して室内に流れ込み、それを吸い込むと、健康被害につながるリスクもあるため注意が必要です。さらに、網戸が汚れていると、カーテンにも汚れが付着してしまいます。
窓を開けて新鮮な空気を室内にいれようと思っても、肝心の網戸が汚れていては意味がありません。単純な網戸本体の見た目の問題だけではなく、網戸の汚れはさまざまな影響を及ぼします。
網戸汚れの原因は外側と内側で違う
網戸に付着するのは、外からの汚れだけではありません。窓を開けると室内の汚れも付着してしまいます。網戸の外側が汚れる主な原因は、土ボコリや花粉、自動車の排気ガス、小さな虫の死骸です。一方で内側は、室内のホコリや料理の際に発生する油汚れ・煙などが汚れの原因となります。
ホコリが付着したまま風雨にさらされたうえ、太陽で焼き付くと頑固な汚れになってしまうため、定期的な掃除が欠かせません。
外さず簡単にできる網戸掃除の基本
「網戸掃除は外すのが面倒」と思っている方もいるでしょう。しかし、実は基本的な掃除であれば、網戸を外す必要はありません。こまめに掃除をしていれば、掃除自体も簡単です。
網戸掃除の基本的な手順をご紹介します。網戸の汚れが気になっている方は、ぜひ試してみてください。
ブラシや掃除機を使って乾いた汚れを落とす
まずは、ブラシや掃除機で乾いた汚れを落とすことから始めましょう。網戸掃除というと、いきなり水拭きから始める人もいますが、あまりおすすめできません。網戸汚れの主な原因はホコリです。網戸に付着しているホコリを水でぬらすと、かえって落ちにくくなってしまいます。ブラシを使用する際は、カー用品店などで購入できる洗車ブラシがおすすめです。きちんと網戸の目に毛が入り込まなければホコリが取れないので、毛が太すぎないものを選んでください。また、掃除機を使用する場合は、反対側に新聞紙などの紙を貼り付けてからゴミを吸い取ると効果的です。
網戸フレームやレールのホコリや汚れも掃除
網戸を掃除する際は、網の部分だけではなく、フレームやレールもきれいにしましょう。フレームやレールの掃除も、洗車ブラシのように毛の柔らかいお掃除ブラシがあると便利です。ブラシを使って、フレームやレールにたまった汚れをかき出していきます。網戸掃除に水を使用する場合は、水をかける前にフレームやレールの乾いた汚れを掃除しておきましょう。乾いたホコリを水に濡らしてしまうと、かえって汚れを広げてしまったり、取りにくくなってしまうこともあります。
取りきれなかった汚れを水拭きで落とす
ブラシや掃除機で乾いた汚れを落としたあとは、取りきれなかった汚れを水拭きで落としていきます。まずは水にぬらしたスポンジで、網戸の網目に水を通していきましょう。水拭きをする前に水通しをすることで、頑固な汚れも落としやすくなります。拭き取る場合は、基本的に下から上へ向かっておこないましょう。
なお、スポンジはお風呂掃除などで使用する大きめのものがおすすめです。汚れがあまりひどくない場合は、水通しだけでもかなりきれいになります。
最後は、雑巾で水拭きすれば終了です。
網戸の頑固な汚れを落とす方法
網戸をこまめに掃除していない場合、基本的な掃除方法では取れない頑固な汚れが付着しているかもしれません。しかし、ほとんどの汚れは工夫すればしっかりと落とすことが可能です。
網戸の頑固な汚れを落とす方法をいくつかご紹介します。日常の網戸掃除を簡単に済ませるためにも、一度徹底的に汚れを落としておいてくださいね。
洗剤でしっかりと洗う
網戸の汚れがひどい場合は、スプレー式の網戸用洗剤を使用しましょう。網戸全体にいきわたるようにスプレーし、お風呂用や台所用スポンジなどでこすって汚れを落とします。。洗剤を使用する際は、下から上へとスポンジを動かしていくことがポイントです。下から上へ掃除することで、水の垂れ染みがついてしまうトラブルを防げます。
洗剤で掃除したあとは、網戸に洗剤が残らないようにしっかりと拭き取ることが大切です。洗剤が残ると、汚れが付着する原因にもなってしまいます。水拭き雑巾で洗剤を拭き取りましょう。
重曹とメラミンスポンジで汚れを徹底除去
中性洗剤でも落ちない網戸の頑固な汚れに対しては、重曹とメラミンスポンジの使用がおすすめです。重曹には油汚れを落とす効果や研磨作用があるので、汚れがひどい網戸もピカピカにすることができます。重曹は水に溶かして霧吹きで掃除をしたい網戸全体に吹きかけます。足元がぬれてしまう可能性があるので、窓の近くに新聞紙などを敷いておきましょう。重曹水の割合は、水100ccに対して重曹小さじ1杯ほどです。10分ほど放置して汚れと重曹をなじませてから、メラミンスポンジで汚れをこすって落とします。
さらに頑固な汚れの場合は、網戸の外側から重曹水でぬらした雑巾を当て、重曹水を十分になじませて再度10分ほど浸透させましょう。メラミンスポンジで汚れを落とせば完了です。
網戸を取り外して丸洗い
どうしても汚れが落ちない場合は、網戸を取り外して丸洗いしたほうが簡単に掃除できることもあります。網戸自体はとても軽いので、女性でも簡単に取り外しが可能です。また、網戸を取り外してしまえば、レールの上部など普段は掃除しにくい場所もきれいにできます。網戸は少し持ち上げてずらせば外せるものがほとんどですが、つまみやネジで固定されている場合もあります。外し方がわからないときは無理に外そうとせず、取扱説明書を確認してください。
外した網戸はベランダや庭、風呂場などでたっぷりと水をかけながら、洗剤や重曹を使用して洗いましょう。
網戸掃除におすすめアイテム
ちょっとした工夫によって、さらに網戸はきれいになります。家庭にある基本的な掃除道具でも網戸掃除は可能ですが、より手軽できれいになる方法を知っておくと便利です。
網戸掃除の効率がアップする道具やアイデアをご紹介します。
フロアワイパーなら手軽に掃除できる
簡単な掃除で済ませるのであれば、フロアワイパーの活用がおすすめです。フロアワイパーのウエットシートなら、ホコリが飛び散ることなく軽い汚れをサッと拭き取れます。柄を伸ばせば、高くて手が届きにくい部分の掃除も簡単です。
ウエットシートは、厚手で凹凸があるものだとより効果があります。下から上に網戸を拭いていきましょう。また、汚れの少ない内側から拭き始めることで、効率的に掃除をすすめられます。
網戸を縦方向に拭き終わったら、今度は横方向です。縦横に網戸を拭くことで、落ちにくい汚れもしっかりとキャッチします。内側がきれいになったら、外側の掃除も同様におこないましょう。
ストッキングと靴下を再利用すればそのまま捨てられる
洗車ブラシなどのお掃除グッズがない場合は、いらなくなったストッキングと靴下で代用できます。ストッキングは繊維が細かく、静電気が発生しやすい素材です。静電気によって網戸についたホコリを確実にキャッチできます。ストッキングの足の部分をハサミで切った中に靴下をいれ、団子状に丸めて使用します。掃除が終わったらそのまま捨てられる点も、ストッキングと靴下を使用するメリットです。
スチームクリーナーで汚れを徹底除去
スチームクリーナーを利用すると、徹底的に網戸の汚れをきれいにできます。スチームクリーナーは100℃近い高温の水蒸気で汚れを浮かせて落とすため、網戸の汚れを落とすだけではなく、カビや雑菌の除去にも効果的です。水蒸気で浮いた汚れを、乾いた雑巾で拭き取っていきましょう。ハンディタイプのスチームクリーナーであれば、持ち運びしやすく掃除も簡単です。
ただし、スチームクリーナーの高温で網戸が溶けてしまうおそれもあります。掃除の際は、スチームを長時間1箇所に集中させないよう注意してください。また、窓ガラスが高温、高圧によって割れるおそれもあるので、網戸を外して作業しましょう。
網戸はこまめな“ついで”掃除がおすすめ
網戸は汚れが目立ちにくい部分ですが、実は常に汚れが蓄積しています。網戸の汚れを放置しておくと、雑菌やカビが繁殖して人体にも影響を及ぼしかねません。定期的に網戸掃除をおこない、清潔な状態を保ちましょう。基本的な網戸掃除であれば、それほど手間はかかりません。室内を掃除するついでに、網戸掃除も済ませてしまいましょう。こまめに網戸を掃除して、快適な住環境を維持してください。