2016年度グッドデザイン賞にて5プロジェクトで同時受賞

ライオンズ港北ニュータウンローレルコート
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これまでの「環境共生型集合住宅」は、維持管理コストまで考慮されたものとは言い難く、居住者に負担を強いてきましたが、「ライオンズ港北ニュータウンローレルコート」は「入居後も“持続可能な住まい”」をテーマに、維持管理費の飛躍的な削減手法の提案することや、事業主の思いを共有し、居住者自らが主体となり、次世代を担う子供たちに向けた環境教育を可能とした舞台の提供することで、循環型社会にふさわしい業界のプラットフォームとなりうる集合住宅として建設されました。

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地球の恵みである、水・緑・風・光を住まいと暮らしのエネルギーに変えることを目指し、住戸はもちろん、敷地や建物計画にも自然エネルギーを活用するパッシブのデザインを採用。創エネ・蓄エネ・省エネを促す先進のテクノロジーを組み合わせることで、パッシブデザインとスマートシステムを融合する次世代環境共生住宅を実現しました。

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港北ニュータウンの「グリーンマトリックス」を計画的に再現した敷地内で、『体感し、学び、育む』自主管理体制の構築をします。

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■審査員による評価コメント
環境に優しいエコ住宅というのは、本来1戸1戸ではなかなか意味を発揮することが難しいが、どうしてもその分コストに反映されるため、強い意思や思想が必要となり、個別単位になりがちである。その中、本計画はこれだけマスで集合し、実行しており、非常に珍しく、そして効果的であり、影響力も大きい。非常に頼もしいプロジェクトである。