グッドデザイン賞とは?
グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じ、私たちのくらしを、産業を、そして社会全体を、より豊かなものへと導くことを目的とした公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「総合的なデザインの推奨制度」です。
近鉄不動産は、新築分譲マンション「ローレルアイ目黒大橋」やリノベーション賃貸レジデンス「リフィオ成増」など、4つのプロジェクトが2018年度グッドデザイン賞を受賞。今回で、2013年から6年連続での受賞となります。受賞を知ったあべのべあも誇らしげな様子です。
[2018年度受賞プロジェクト]
2013年度
ローレルアイ恵比寿ピアース
グッドデザイン賞受賞
2014年度
ローレルスクエア学園前
ローレルアイ白金
グッドデザイン賞ダブル受賞
2015年度
実験集合住宅NEXT21プラスワンの家
グッドデザイン賞受賞
2016年度
5プロジェクト同時受賞
てんしば金賞受賞
2017年度
あべのハルカス
ローレルコート西葛西
ブランズシティ天神橋筋六丁目
グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じ、私たちのくらしを、産業を、そして社会全体を、より豊かなものへと導くことを目的とした公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「総合的なデザインの推奨制度」です。
都心ライフを謳歌できる「池尻大橋」駅徒歩圏の都市型コンパクト集合住宅です。都心至近、さらにコンパクトマンションという特性を考え、バルコニーの必要性を根本から見直し。一般的な「マンションの外観デザイン」の象徴であるバルコニーを専有部から切り離し、画一的ではない、個性的で美しい外観を創造しました。
建物外観は、複数のガラス面をメインに構成し、周辺に解放感をもたらしました。また、専有部からバルコニーを切り離し、フロアごとの共用バルコニーを建物裏側に集約。居室からダイレクトに緑景を眺められ、都心とは思えないのびやかな住空間を実現しています。さらに、専有部の有効空間を最大限に確保したことで、設計に自由度が生まれ、25戸中15タイプという多様な間取りも叶えました。
マンションの外観として支配的なバルコニーを、サービスバルコニーとして共用化することでシンプルなファサードを創ることに成功している。コンパクトな住戸ユニットにおいては、特にこの効果は大きいと言える。バルコニーがないことによって居室からの眺めを最大化するだけでなく家具レイアウトの可能性を広げ、同じ間取りでも従来とは異なったライフスタイルを実現する可能性を作り出している。シンプルながら普遍的な集合住宅の計画提案として評価できる。
社員寮をリノベーションした「ハーフシェア型」の賃貸住宅です。都心で働く単身居住者のマインドを考え、一人暮らしの「孤独感」や「寂しさ」を払拭できるシェアハウスでありながら、プライバシーにも配慮した、シェアハウスとワンルームマンションの両方のエッセンスを持つ商品づくりを目指しました。
専有部は、「プライベートタイムを深めるトンネルプラン」「空間を立体的に捉えたボックスプラン」「趣味を深める多目的キッチンプラン」など多様な間取りを用意。天然の木を使用するなど、ひとり時間が深い寛ぎに包まれるよう、マテリアルにこだわりました。また、プライベート空間の補完・延長・拡大を叶え、情報交換やパーティー、スポーツ観戦など、みんなの時間が共有できる場として賃貸住戸1室分のコモンスペースを設置。屋上では居住者同士が集うルーフテラスも設けています。
シェアハウスとワンルームの中間を狙ったアイデアも興味深いが、それ以上に1階と屋上の限られた部分をリノベーションすることで建物全体の暮らし方を変えている点が画期的だ。全体をリノベーションするのに比べて安価なコストで、全ての住人に柔らかなつながりが生まれていることが想像される。洗練された外観とエントランスも同時に作ることで、差別化・ブランディングにも役立ちそうだ。
桂川に面した絶好のロケーションを活かした快適な住まいを設計。奥行3mのバルコニーをもう一つの居住空間と考え、ガラス手すり、屋外電源、水栓、漏水をさけるための通常より太い排水管、天井・壁にアンカーを設置しています。さらに、室内は可動壁を設け、開ければ広々としたリビングスペースに、閉じれば個室として使うことができ、フレキシブルな室内空間を実現しています。
3mのバルコニーはおそらく容積率にも入っていると思うが、それでもその価値があると捉えたライフスタイル中心の視点がすばらしい。これを気に入った購入者が、ここでしか手に入れられない暮らしを実現した様をみてみたい。購入を考える側も、こうした暮らしを身近なものと考えられるような社会になってほしい。
大阪メトロ御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅直結という希少な立地に誕生。かつて御堂筋エリアにおけるオフィス機能の象徴のひとつだった「旧商工会館跡地」の開発であり、大阪都心の心臓部として進化し続ける御堂筋エリアの新たな象徴となることを追求したタワーレジデンスです。都心回帰という大きな社会の動きに応える多様なプランを用意。さらに、最上階に共用施設を集約して居住者同士の触れあいの時間を演出するなど、新たな都心集住の在り方を提案しました。
北側付室が垂直方向に重なり合うファサードが特徴的な高層マンション。低層部の格子型デザインによる共有部や最上階のライティングデザインなど光を取り込んだアイデアもデザインされている。都市の夜景に高層タワーが光のデザインを提供している姿勢にも共感できる。