CAREER STORY01 若手社員奮闘記
ハウジング事業本部 仲介事業部
布施営業所
西口 眞央Nishiguchi Mao
2024年度入社
外国語学部出身
※ 掲載内容は取材当時(2025年9月)のものです。
CAREER STEP
PROFILE
学生時代は 百貨店でのアルバイトを通じて、高額な商品を扱う責任感と、お客様に喜んでいただけたときのやりがいを実感。不動産営業の道を志すきっかけとなった。入社2 年目ながら、すでに4件の契約を経験。現在も営業職として経験を積みながら、着実に成長を重ねている。
「お客様の大きな決断に寄り添える仕事がしたい。」
その想いが、私の原点。
大学時代、私は百貨店でブランド品の販売に携わっていました。何十万円もする商品をご案内する中で、常に緊張感と責任が求められました。だからこそ、ご購入いただけたときの達成感は格別で、今でも心に残っています。自分の提案や対応が、お客様の大きな決断を後押しする。そのやりがいや経験から「もっとスケールの大きな商品を扱い、お客様の人生に深く関わる仕事がしたい」と感じるようになり、自然と不動産営業に関心を持ちました。
就職活動では、いくつかの会社のインターンや説明会に参加しましたが、強く印象に残っていたのが当社でした。社員の方々が、業務内容だけでなく、職場の雰囲気や人間関係についても、率直に話してくださったのが印象的でした。
数字だけでは見えない「人」の温かさに触れ、「近鉄不動産で働きたい」という思いが芽生えました。高額な取引に向き合う責任と緊張感。そして、お客様の暮らしに深く関わるやりがい。不動産営業は、まさに私が求めていた仕事でした。また、研修制度など安心して成長できる環境があると感じたことも、大きな後押しになりました。
暮らしを想像できる案内を。
若手だからできる視点から価値を届けたい。
お客様に物件をご案内する際、私が大切にしているのは、「この場所でどんな毎日が送れるのか」をイメージしていただくことです。間取りや物件価格だけでは、暮らしのイメージまではなかなか見えてきません。だからこそ、夜道の明るさや近くのスーパーの雰囲気など、実際の生活に関わる情報を調べ、できるだけ具体的にお伝えするよう心がけています。とはいえ、入社当初はうまく伝えられず、悔しい思いをすることも。案内が終わったあと、「もっと物件の良さを伝えたかったのに…」と反省する日も多くありました。そんなときは迷わず上司に相談し、会話のコツや伝え方のアドバイスをもらいながら、何度も練習を重ねました。特に印象に残っているのが、上司が本社の研修とは別にロールプレイング形式の研修を組んでくれたことです。実際の案内を想定したやり取りを繰り返すうちに、伝える力や自信が少しずつ身についていきました。今では、お客様に安心して物件を選んでいただけるよう、自分の言葉でしっかりと「暮らしのイメージ」をお届けできるようになったと感じています。
「あなたで良かった」の一言が、
自信と原動力になった。
これまで担当した物件の中で、特に印象深かったのは、最上階・角部屋・バルコニー付きの非常に希少価値の高い、高額のマンションです。ご案内するたびに「本当に素敵な住まいだな」と感じる一方で、これだけの高額な物件をお任せいただく責任の重さに、身が引き締まる思いでした。当時の私はまだ経験も浅く、自分の判断や対応が「正解だったのかどうか」、毎日悩みながら過ごしていたのを覚えています。分からないなりに出した答えは、「まずは、言われたことを確実に、誠実にやりきること」。お客様の表情や言葉を一つひとつ丁寧に受け止め、求められたことには即対応し、自分にできる限りのサポートを尽くしました。
家を売るだけで終わってしまう関係ではなく、「この人で良かった」と思っていただける存在でいたい。その一心で、最後のお引渡しの日まで、お客様に寄り添い続けました。そんな私の想いと行動が届いたのか、お客様から「ここまでやってくれる人はなかなかいない」「あなたで良かった」とお言葉をいただいたときは、本当に感激しました。 これからもお客様にとって唯一無二の存在になれるよう、成長を続けていきたいと思います。