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PROJECT

外観完成予想図

目指したのは、この地の
新たな都市景観を象徴する佇まい。

都市の「風格」とは、都市の歴史性に宿る評価と、都市の機能性や規模感による総合的な評価から生まれるイメージです。現地は、姫路の発展を象徴する駅前ゾーンと姫路城をまっすぐに結ぶ「大手前通り」のほぼ中間。さらに、ヤマトヤシキ跡地という由緒も纏います。まさに、姫路という都市の風格を担うべき立地として、その価値にふさわしい、時を超え行く存在感を追求しました。

現地周辺航空写真

この地を継ぐ建物だからこそ、
その意匠が宿す存在感を重視。
デザインにあたっては、この地に生まれる建物として備えるべきアイデンティティの確立こそ、時の流れに色褪せない風格や存在感の創造に繋がると考えました。そのひとつの“解”が“積層”。姫路城の基壇部の重厚感と、大天守の屋根や千鳥破風、唐破風が幾重にも重なる積層の意匠美をスラブラインやガラス手すりの表情に昇華させ取り入れています。
凛然とした重厚さとともに
大通りと融和する都市景観を。
従前のヤマトヤシキがそうであったように、通りを行き交う人々にとって親和性のある佇まいであることも重要な要素であると考えました。そこで、ガラス張りの窓の表情により沿道との連続性を意識した基壇部をはじめ、建物南西角には、空へと伸びるスタイリッシュなコーナーサッシにより見上げの美しさを感じるデザインを採用しています。

地上16階※(東棟16階・西棟11階)
全200邸のスケール感。
この街の新たな象徴にふさわしい価値を。

■屋上テラス完成予想図

姫路市内を一望できる入居者の方専用の屋上テラス。
築城以来、長く姫路の街を見晴らす唯一の存在だった姫路城天守閣。戦後、この地に誕生した「ヤマトヤシキ」は、播州随一の高層建築物として雄大な眺めを誇りました。時を経て、「ローレルコート姫路大手前通り」は、地上16階(東棟)の高さと、全200邸という規模だから実現できる共用施設として、白亜の大天守を見晴らす屋上テラスという眺望価値をお届けします。
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